※製品提供:SOUNDPEATS
この記事では、【SOUNDPEATS Air4 Pro ワイヤレスイヤホン】を実際に使ってみたのでガチレビューしながら、類似品との違いの比較や特徴、ペアリングなど操作方法と、デメリットなどをまとめてご紹介していきます。
1万円以下という低価格にもかかわらず、いろいろなお悩みを解決してくれる便利機能がたくさん搭載されています。
例えば以下のようなものがあります。
・外音取り込み
・マルチポイント
・低遅延モード
・防水機能(IPX4)
・高品質マイク内蔵
ほかにもまだありますが、かなりのハイスペックといえますよね。
今回は、メーカーさんに提供していただいたので、従来品との違いを比較しながら、しっかりと記事にまとめてみました!
目次
SOUNDPEATS Air4 Proの特徴や機能
まずは、「SOUNDPEATS Air4 Pro」の特徴や機能についてまとめてみました。
やっぱり使う人によって求める機能なども異なりますので、本当に必要なのかや、どんなシーンで使うのかなどの参考にしてみてください。
「Snapdragon Sound」に対応で基本性能がアップ
SOUNDPEATS Air4 Proは、「Snapdragon Sound」に対応というのが大きな特徴といえるでしょう。
Qualcommの最先端チップ「QCC3071」を採用することで、音質や接続の安定性、低遅延というように、オーディオとしては重要な基本性能がアップしているのです。
そのため、最大96kHz/24bitというハイレゾ品質の再生はもちろんですが、44.1kHz/16bitのロスレス再生もできるというのがうれしいですね。
音楽や動画はもちろん、ゲームなどいろいろなシーンで高品質なサウンドを体験することが可能になっていますよ。
アダプティブANCで自然なノイズ低減効果
今回は、インナーイヤー型のイヤホンを採用しているということで、「アダプ ティブアクティブノイズキャンセリング機能」を搭載しているというのも特徴です。
これのすごいところは、イヤホンをどのように装着しているのかを自動検知することで、ノイズキャンセルのパーフォーマンスを最適化するために、気密性については大きく依存しないということでしょう。
そのため、室内はもちろんですが、外出時など歩きながら使っていて、イヤホンが少し湯んだとしても、強く押し込んだり装着しなおす必要がなく、快適な音楽鑑賞を楽しみやすくなっているのです。
とはいっても、低減ですから完全にノイズを消し去るわけではありません。
耳の形た装着状況はもちろん、周りの騒音レベルなどによって異なるのは理解しておきたいところですね。
最大26時間再生
SOUNDPEATS Air4 Proは、充電ケースと併用すれば、最大で約26時間もの連続再生ができるのです。
イヤホン単体だと、約6.5時間ほどですが、充電ケースも持ち歩くことで、電池残量を気にすることなく使い続けることもできますよ。
長時間使うときや旅行先などでも安心感がありますね。
ちなみに充電時間は、イヤホンは約1.5時間、充電ケースは約2時間ほどということですから、充電の持ちという面でもかなり優れているといえるでしょう。
マルチポイント対応
SOUNDPEATS Air4 Proは、マルチポイント対応しています。
そのため、例えばパソコンとスマホ、タブレット×スマホというように便利に使うことができます。
仕事とプライベートに分けたりしてもいいですよね。
高品質マイク内蔵
SOUNDPEATS Air4 Proには、通話用の高品質マイクも内蔵されています。
コンパクトなデザインにもかかわらず、計6基マイク×cVc通話、ノイズキャンセリングもあるので、室内はもちろん、屋外でも問題なく通話に使うことができますよ。
基本仕様や機能をまとめたところで、さっそくレビューしていきます!
SOUNDPEATS Air4 Proを使ってみたガチレビュー
外箱
SOUNDPEATS Air4 Proの外箱ですが、高級感のあるホワイトを基調としています。
今回は、写真でわかりやすいように「ブラック」にしたので、パッケージにあるデザインも黒色になっていますよ。
同梱品一覧
【同梱品一覧】
●充電ケース
●USB Type Cケーブル
●シリコン製イヤーピース×3ペア
●取扱説明書(マニュアル)
USBケーブルと、イヤーピースは、箱の底に隠れるように入っていたので、最初は気が付きませんでした…。
充電ケースとイヤホン本体
SOUNDPEATS Air4 Proの重電ケースやUSBケーブル、イヤーピースの画像です。
充電ケースはとってもコンパクトなので、ポケットやバッグなどに入れて持ち運びしやすくなっています。
イヤホン本体もケースから簡単に取り出すことができるようになっています。
形状としては、Air3のスティック型とほとんど同じですので、使ったことがあるという人はイメージしやすいかと。
実際に取り出してみた画像がこちら
肝心の重さですが、イヤホンは片側だと約3gほどで、充電ケース+イヤホン両方合わせても約36gと軽量設計になっていますので、イヤホンもとっても小さいです。
これだけ多機能にもかかわらず、軽いので付けている間も負担になりにくいところは魅力的ですね。
音質についてのガチレビュー!ホワイトノイズは
SOUNDPEATS Air4 Proの音質についてですが、個人的には1万円以下という価格でということを考慮すると、かなり品質が良いと感じました。
今回は、タブレットに接続して動画鑑賞してみたのですが、もともと使っているタブレットよりもよくなったように思います。
また、この手の製品で気になりがちな「ホワイトノイズ」ですが、日中などまわりの音がある程度ある場所ではあまり気になりません。
ただ、真夜中に一人静かなところで音楽を聴いたりするときには、ちょっと気になる…。
それくらいのレベルですから、あまり気にしなくてもよいと思えるレベルです。
マルチポイントとノイズキャンセルの評価
今回、1万円以下で買うことができるにもかかわらず、あまりない「ノイズキャンセル」+「マルチポイント」対応も高評価ができる機能でした。
ただ、ノイキャンは最大45dbのノイズ低減をしてくれるということでしたが、正直なところ、そこまで高くないような気もします。
周囲の音も完全になくなるというほどではなかったのですが、この辺りは装着方法や、耳の形状などいろいろと要素もあるので、意見は使う人によっても分かれそうです。
また、マルチポイント対応というのも非常に役立ちますし、今回「iPhone SE第三世代」、「androidタブレット」と試してみたのですが、途中で切れるようなこともなく、かなり安定した接続ができていました。
マルチポイント接続の方法も簡単で、以下の手順ですぐにできました。
※今回は、スマホとタブレットを例にしてみます。
いちど設定してしまえば、再設定不要になるので、その後はラクですね。
もちろんスマホ×スマホなどのように仕事用とプライベートで分けたりしても便利に使えます。
装着感(フィット感)もいい
装着したときのフィット感もかなりいいです。
サイズも程よく、耳に取り付けた時の圧迫感もほとんど感じないレベルなのですが、多少動いたりしても外れすことはありませんでした。
試しに、以前紹介した「オッポマン」で、軽くジャンプ運動をしてみたのですが、問題なし!
また、私の場合ですがあまり耳に合わないものだと数十分ほどつけていると耳が痛くなるのですが、こちらは2~3時間ほどつけたままでも問題ありませんでした。
ここら辺は個人差もあると思いますが、装着感はかなり良いと思いました。
SOUNDPEATS Air4 Proの使い方や操作方法は?
使用方法についてもチェックしておきましょう。
【SOUNDPEATS Air4 Proの使い方や操作方法】
①:必要に応じてアプリをインストール
※GooglePlayまたはApp Storeからインストール。
②:スマホなどとペアリング
※充電ケースを開けて、LEDが白く点滅するまでケース下のボタンを3秒長押しし、端末側のBluetooth機能を有効化する。
※端末側に現れた「Air4 Pro」をタップすれば完了
③:タッチして音量調整た外温モードの切り替え
このような流れになります。
ペアリングといっても簡単にできるので、あとはお好みでタッチ操作していくだけですよ。
もちろん、そのままデフォルト設定で使って、そこから後は好みの設定をしていきましょう。
アプリのアダプティブイコライザーを使うと好みの音に
本体ではなく、アプリを使うことで「アダプティブイコライザー」という機能が使えるようになります。
この機能は、各帯域に対しての聴力検査を数回ほど行い、あなたにピッタリのイコライザーを自動で決めてくれるという便利すぎる機能になっています。
SOUNDPEATS Air4 ProとAir4、Air4 Liteと違いを比較
SOUNDPEATS Air4 Proが、2023年最新モデルということですが、ネットショップでは他にも同じメーカーのものだと「Air4」や「Air4 Lite」というように類似品がまだ販売されています。
せっかくなら少しでも自分に合うものを選びたい!ということで、それぞれの仕様を表にまとめて違いを比較検証してみました!
Air4 Pro | Air4 | Air4 Lite | |
形状 | カナル型 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 |
サイズ(約) | 【本体】 64×24.2×48.3㎜ 【単体】 34.4×24×20.7㎜ |
【本体】 53.5×24×58㎜ 【単体】 18.3×19.1×34.4㎜ |
【本体】 53.5×24×58mm 【単体】 18.3×19.1×34.4mm |
重さ(約) | 本体:36g 単体:3g |
本体:38g 単体:4g |
本体:37g 単体:4g |
充電時間(約) | 本体:2時間 単体:1.5時間 |
本体:2時間 単体:1.5時間 |
本体:2時間 単体:1.5時間 |
連続稼働(約) | 本体:最大26時間 単体:最大6.5時間 |
本体:最大26時間 単体:最大6.5時間 |
本体:最大30時間 単体:最大7時間 |
対応コーデック | aptX Lossless、aptx adaptive、aptx、AAC、SBC | aptX Lossless、aptx adaptive、aptx、AAC、SBC | LDAC、AAC、SBC |
再生周波数帯域 | 20Hz—20KHz | 20Hz—20KHz | 20Hz—40KHz |
Bluetoothチップ | QCC3071 | QCC3071 | WQ7033AX |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.3 |
本体操作 | タッチ式 | タッチ式 | タッチ式 |
Adaptive ANC | 対応 | 対応 | ー |
aptx Voice | 対応 | ー | ー |
マルチポイント | 対応 | 対応 | 対応 |
装着検出機能 | ● | ー | ー |
風ノイズ低減 | ● | ー | ー |
ゲームモード | 対応(88ms 低遅延) | 対応(88ms 低遅延) | 対応(80ms 低遅延) |
防水性能 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
発売日 | 2023年10月 | 2023年7月 | 2023年7月 |
※2024/3/23現在の情報をもとにしています。
SOUNDPEATSの「Air4」は、直近だけでもこのように合計で3種類も発売されています。
ですが、表を見てもらうとわかるように、それぞれ機能面が違っていますから、まずはあなたがどんな目的やシーンで使うのか?というのを明確にしてから選ぶのが良いでしょう。
とくに「対応コーデック」や「Adaptive ANC」、「aptx Voice」については、機種によっては搭載していなかったりするので、しっかり検討して選ぶのがおすすめです。
SOUNDPEATS Air4 Proのよくある疑問
片側だけでも使えるの?
SOUNDPEATS Air4 Proは、片方だけでも使うことができるようになっています。
ミラーリングされたもう一方はスマホの接続を引き継ぐので、片方だけで使うこともできるし、この方法なら省エネ効果もあるので、充電できない環境なら、片方ずつ使うというのもおすすめですよ。
外出時や旅行時などは、この方法で長く使うというのもありです。
ペアリングできない?
SOUNDPEATS Air4 Proですが、何でもペアリングできるというわけではありません。
例えば、以下のような条件が必要になります。
最近のデバイスなら特に問題はありませんが、古くから愛用しているという場合には事前に確認しておきましょう。
ほかにも、Bluetooth3.1以上を使ったスマホや音楽プレーヤー、タブレット、ノートパソコンなどでも使うことができますよ。
同時接続は何台まで?
マルチポイント接続することで、2台のデバイスと同時に接続することができます。
また、接続先の自動切換えもできるというのも特徴です。
専用アプリはあるの?
Air4 Proには、「SOUNDPEATS」という専用アプリがあります。
このアプリを使うことで、ノイズキャンセリングの設定やイコライザーのカスタマイズができるようになりますよ。
SOUNDPEATS Air4 Proのデメリットは3つ
SOUNDPEATS Air4 Proのデメリットは、以下のようになります。
1:ノイズキャンセリングが少し弱い
ノイズキャンセリング効果については、個人的にはそこまで高くはないのかな?という印象があります。
もちろん装着の仕方や使うシーンなど、条件はいろいろあると思いましたが、効果はあまりよくわからないというのが正直な感想です。
2:タッチ操作の反応がイマイチ
2つ目のデメリットとしてはタッチ操作になります。
操作については本体の「タッチ」で行います。
例えば、音量を上げる場合には、R側を1回タップ、下げる場合はL側を1回タップということになっているのですが、感度が悪いのか、少し触っただけだと変化がないということもあります。
せめてアプリ操作でいろいろカスタマイズができれば、この問題も解消されたと思うのですが…。
3:無線(ワイヤレス)充電には対応してない
また充電は、USBのみで、無線(ワイヤレス)充電にも対応していません。
こちらは慣れてしまえばあまり気にならないかもしれませんが、他メーカーで無線充電対応タイプを使っている場合には、少し手間に感じるかもしれません。
といっても、実際の充電時間は約1.5時間ほどですから、あまり気にならないというのが私の正直な感想です。
SOUNDPEATS Air4 Proはこんな方におすすめ
SOUNDPEATS Air4 Proは、下記のような方におすすめのワイヤレスイヤホンです。
・1万円以下でも高機能なワイヤレスイヤホンを探してる方
・複数のデバイスを使い分けている方
・音質については特にこだわりたい方
今回のものは、お値段にたいして音質はかなり優秀ですので、コスパ的にはかなり使い勝手がよかったです。
しかも、複数台を同時に接続することができるので、例えばパソコンに接続しながら、スマホの着信などもしっかり対応できるところが良かったです。
ただし、Bluetoothイヤホンに未対応の聞きやゲーム機とはペアリングができないので、ここは事前に確認しておくのがおすすめですよ。
3つ目の音質についても、この価格帯のワイヤレスイヤホンとしては非常によかったので、iPhoneとタブレットで使ってみたのですが、動画を見たり。音楽を聴いたりするには満足できるレベルとなっていました。
SOUNDPEATS Air4 Pro|まとめ
SOUNDPEATS Air4 Proについてレビューしてみました。
正直なところ、ワイヤレスイヤホンに音質はあまり期待していなかったのですが、今回はきれいに聞こえてくるし、機能面からもかなり充実しているため、かなりコスパが良い商品だというのがわかりました。
しかも、音楽や動画はもちろん、通話用としても使うことができるため、いろいろなシーンで活躍してくれること間違いなしです!
最後に、もう一度良い・悪いところを簡単にまとめておきます。
●マルチポイント対応
●マイク内蔵
●ゲームモード搭載
●操作がシンプル
▲ワイヤレス充電には対応してない
▲ノイズキャンセリングはそこまで高くない
▲ボタンの操作性は少しイマイチ
だれもが満足できる商品というのはほとんどないけれど、今回はコスパという面で見ればかなり高性能なワイヤレスイヤホンになっているので、気になってるという方はぜひチェックしてみてくださいね。
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